耐震基準について耐震工事2016/04/24
昭和56年5月31日以前に着工された建物は旧耐震基準の耐震診断を受けてます。
旧耐震基準は中地震(震度5程度)に耐えられるにように設定されており、大地震に対するチェックはしていません。
新耐震基準では中地震に対して損傷しないことに加えて、大地震に対して倒壊しないことや、平面と立面的にバランスよくすること等が要求されています。
しかし、新しい耐震基準だから大丈夫という事はありません。耐震基準はあくまでも現時点の知見と技術レベルに基づいて決められた最低ラインに過ぎません。地震は複雑な自然現象なので、建物が絶対に安全ということは言えません。
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/seismic/wagayare/taisin_flash.html
上記のリンク先は画像の日本建築防災協会の簡易診断です
本格的なしっかりした耐震診断は市に依頼すると無料で診断してもらえますがそこまでしなくても・・・と思ってる方などにオススメです。10個の質問に答えるだけである程度の知識と診断結果がでます。